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町役場の宝活

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Talk #11

町民のみなさん

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町民のみなさん

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第4回 宝活会議

6/16(土)に行われた第4回宝活会議の報告です。

6月16日(土)、第4回宝活会議を開催しました!
ご参加していただいたみなさん、ありがとうございました。


「宝活会議」は、宝達志水町に関わりのある人の
情報交換・交流・学びの場として、
町が開催するオープンな会議です。

新年度、初開催のこの日はこれまでの活動を振り返りつつ、
今年のアクションを話し合うもの。

今回のプログラムは下記の通り。
・宝活イラストマップで「活動報告」
・KPT法による「グループディスカッション」
・みんなの意見を共有する「全体ディスカッション」

宝活イラストマップで「活動報告」

昨年の7月22日(土)の宝活キックオフイベントから、約1年。
これまでに、たくさんのイベントや活動が生まれました。

この1年間で発足した活動グループ数は、15グループ。

宝活イラストマップにみなさんの活動をマッピングしていきます。
ピンはもちろん、イラストレーター佐々木啓成さんの描いてくれた
かわいいイラストをベースに。

マップのコピー

町内の主要施設や観光名所などを落としたイラストマップは一畳の大作!!

手作りを目指すけど、がんばり過ぎない、「自給自足を楽しむ会」

砂浜清掃後に、ごほうびにビールを1本飲む「クリーンピーチ&ビール1本」

「宝達志水スポーツクラブ」と「羽咋ドローンズ」が
協力してドローン体験教室

先日の“決戦バトル 決戦末森城”を開催したばかりの「末森城大作戦」

宝達志水町北川尻の若者たちが集まった「やるまい会」

モーゼの頭文字を冠した「MMR準備室」

料理づくりを通して、若者の婚活のお手伝いをする「縁(えにし)の会」

みつさの音頭を普及させる「みつさ保存会」



マップを落としてみると、町内の各地でたくさん楽しい活動が
生まれていることがわかりますね。

1年たらずで、こんなに宝活が実施されているとは…!
これからも、もっと様々な活動が展開されて、
このイラストマップにたくさんのピンが刺さり、
町全体がにぎやかになる予感がします。

KPT法による
「グループディスカッション」

つづいては、今までの自分たちの活動の現状を整理するため、
KPT(活動の振り返り)シートを使い、各自で、
これまでの活動を振り返ります。

KPTとは、Keep、Problem、Tryの頭文字をとったもの。

活動を取り組んでみて、
Keep: 良かったことや、続けていくべきこと
Problem: 抱えている問題
Try:よりよい活動にしていくためにこれから工夫すること
の項目として捉えて、仕事やプロジェクトを整理する手法です。


4つのグループに分かれて、各自で記入したKPTシートをもとに、
ディスカッション。
共通の課題や今後の解決策を共有します。

グループディスカッションのコピー

1つ目のグループ(縁の会、みつさ保存会、羽咋ドローンズ)では、

「人のつながりができたこと」が良かったこと。

一方、
「イベントを開催しても、来て欲しい人(ターゲット)が
 参加してくれないこと」が
3チームで共通の課題として挙げられました。

そして、
「SNSや動画の講習会を開催し、ターゲットに向けた
 効果的な告知方法を学ぶ!」
「宝活に、御祓川大学の学生や若い女性に企画から参加してもらう!」
などの提案が出ました。

グループ2のコピー

2つ目のグループ(やるまい会、つりイベント)では、

「まちの人と触れ合える機会が増えたこと」が良かったこと。

抱えている問題は、
「メンバーだけでは限界。メンバーが固定化している」
「活動が広く認知されず、参加人数が少ない」など。

そして、
「やるまい会 × つりイベント がコラボしてイベントをする!」
「回覧板や掲示板、LINEなどの周知方法を織り交ぜて、告知をする」
などの提案が出ました。


他のグループとの情報交換や、コラボイベントをするなどの
アイデアがどんどん出てきます。
少しずつ、宝活の活動が大きくなっていく様子にわくわくしてきますね。

グループ1のコピー

3つ目のグループ(宝達志水スポーツクラブ、末森城大作戦)では、

「企画からイベントの開催が出来たこと」や、「休日が楽しくなったこと」が良かったこと。

抱えている問題は、
「活動メンバーの固定化」、「どのように広報したらいいのか」など。


そして、
「宝活チームが連携し、宝活フェスを開催する」
「継続的に広報活動をして、活動する人をイラスト化する」
などの提案が出ました。

宝活フェスのような目標に向かって、活動することで、
いろんなアイデアも生まれるし、一気に楽しくなりますね。

グループ3のコピー

後日談ですが、
早速、佐々木さんがメンバーのイラストを描いてくれました!

佐々木イラスト

羽咋ドローンズの中町さん、釣りイベント(仮)の市村さん、宝達志水スポーツクラブの橘さん、自給自足を楽しむ会の元屋さん、末森城大作戦の片山さん、クリーンピーチの山田さん。

4つ目のグループ(クリーンピーチ&ビール1本、自給自足を楽しむ会、MMR準備室)では、

「みんなの笑顔が見られたこと」や、「知り合いやつながりが出来たこと」などが良かったこと。

抱えている問題としては、
「クリーンピーチ&ビール1本のビールが用意するのが大変」
「イベントをしたいけど、農業の繁忙期と重なって、手がまわらない」
「魅力があるのに発信が少ない」
「お互いの集落のことを意外と知らない」
などが挙げられました。


そして、
「3チームがコラボして、ビールづくりを行い、
 そのビールをクリーンピーチ&ビール1本で提供しよう!」
「身近な人で、集落ごとにまち歩きして、マップを作り、
 集落の人を巻き込みつつ、町のPR冊子にしよう!」
などの提案が出ました。


すぐにでも実現しそうで意外と難しい「ビールづくり」や
「まち歩き」のアイデアは、
森山さんから、「スケジュール化してしまうと良いよ!」とアドバイスがありました。

グループ4のコピー

みんなの意見を共有する
「全体ディスカッション」

最後は、グループから発表された意見をもとに、
全体ディスカッションです。

森山さんが
4つのグループから出た“共通の課題”と“解決策”を整理してくれます。

・広報や告知をどうする?に対しては
「回覧板やSNSや広報などのいろんな方法を用いて、巻き込むこと」

・メンバーの固定化をどうする?に対しては
「宝活のいろいろな活動をコラボさせ、みんなで話す場を持つこと」

・お金や資金の確保をどうする?に対しては
「クラウドファンティングの講座を開いてみる?」
とアドバイスを頂きました。



活動をしていくと、
みなさん、同じような課題にいきつくことがわかりますね。
森山さんからも、「どんなまちづくりでも、みんなここが課題になる!」とコメント。

全体ディスカッションのコピー

今日、みなさんで話し合ったことで、Problem(課題)やTry(工夫すること)が見えてきて
どこから手をつけて活動をしていくべきか見えてきましたね。

宝活会議のふりかえり

僕は、「地域に根付いたまちづくりがしたい!」と思い、北海道から石川県に引っ越してきて4ヶ月たちます。

今年から、宝活に参加させてもらい、いろんな想いをもって活動をされている町民のみなさんに出会えて、とても新鮮な刺激を受けています。
町民同士がつながって、「あれをするなら、○○さんに頼むといいよ!」といいあえる町になるといいなと思います。
そのためにも、「いろんな人が集まれる場」が改めて大事であるなと、
感じました。



参加者アンケートでは、
「課題や問題点を共有できた」、「情報交換やアイデアを共有できた」
「グループ同士で一緒に活動できそう!」など、
みなさんからたくさんのポジティブな意見を頂きました。
これからの宝活会議にいかしていきたいと思います。


さて、9月15日(土)には、第5回宝活会議を開催します。
詳細が決まり次第、facebookページや宝活サイトに掲載します。
宝達志水町に関わるみなさんのご参加をお待ちしております!


(おまけ)
TOP写真は、みなさんで宝達志水の「ほー!」のポーズで集合写真。
同じ、「ほー!」でもいろんな表情がありますね。